劇場版二作目となる本作品。

一作目はTVシリーズ初期の時期を描いたものだったが、本作はTVシリーズのアフターストーリーとなるため、完全新作というよくある劇場版の方式だ。

TVシリーズがかなり盛り上げた上で綺麗に終わらせてしまったので、相手に若干の小物感があるのは仕方がないものの、ハリウッド映画的なアップダウンの激しいプロットを踏襲した上で、新キャラを含めた多くのキャラにそれぞれ見せ場を作るという、なかなか大変な要求をこなしていてタイバニスタッフ優秀だなと。

最後に新キャラ(中村悠一演ずる新ヒーローもなかなかひとクセあってよかった。芳忠さんは声の特徴ありすぎw)も退場させて、物語の前後の状況を変化させなかったので、映画を見ずにTVシリーズ二期(あるんだっけ?)が始まっても安心、な構造になっているという心遣いもあった。

ルナティックと決着をつけるとか、ブルーローズの恋の行方とか、日高里菜演ずる鏑木娘がどうなるのかとか、ぜーんぶ宙ぶらりんな状態なのは二期フラグだと期待しているw

そういえば、タイバニコンビがしれっと一部に戻ってる、というのが状況の変化としてあるか。

あとドラゴンキッドの普段の髪型が変わってたように思う。ドラゴンキッドかわいい。